お酒をよく飲む人にとって、1年に1回の健康診断は不安に感じることもあると思います。私はお酒を飲む頻度が週に1〜2回ですが、それでも検査結果を見るときは毎回少しドキドキします。

健康診断は、あらかじめ日程が決められていることがほとんどです。なかには、健康診断の少し前から、食事内容やお酒の量を工夫して、少しでも検査結果がよくなるように頑張っている人もいるでしょう。

その一方で、健康診断のことを全く気にしないで、前日もお酒を飲む人もいます。実は私も、健康診断の前日に普段通りにお酒を飲んだことがあります。

健康診断の前の日にお酒を飲んだり、飲みすぎて二日酔いになったりしてしまうと、検査結果にどのような影響が出るのでしょうか。

ここでは、二日酔いのときに健康診断を受けると、結果にどのような影響が現れるかについて説明していきます。

二日酔いで健康診断を受けると、結果に影響が出る項目がある

健康診断ではいろいろな検査を受けます。それぞれの検査に対して二日酔いがどのような影響を与えるのかについて説明します。

血液検査

まずは、血液検査について解説します。なおここでは、お酒を飲み続けることによって影響が出やすい検査項目に絞って説明します。

・肝機能

お酒をよく飲む人にとって、最も心配なのは肝機能に関わる項目ではないでしょうか。実際に、お酒を飲み続けている人は、肝機能の項目の数値が高くなっていることは珍しくありません。

しかし、実は肝機能に関わる検査項目は、お酒を飲んでもすぐには上がらないと言われています。健康診断の前の日にお酒をたくさん飲んでも、肝機能の数値が大きく変化することはありません。

逆に、健康診断を受ける前の日だけ禁酒をしても、肝機能に関わる数値ほとんど下がりません。元々の肝機能の数値にもよりますが、数値が高い状態から正常化するまでには、数週間〜1ヶ月程度かかります。あまりにも高い場合は、半年くらい経っても正常化しない人もいます。

あとでくわしく説明をしますが、私は時々献血に行きます。そして、献血に行くと必ず血液検査をすることになります。あまりよくないのですが、私は何度か二日酔いで献血に行ったこともありますが、肝機能の数値は普段と同じような結果でした。

下に、そのときの結果を示します。

この表の中の、ALT(GPT)とγ-GTPが肝機能に関わる検査項目です。H29.06.22は二日酔い気味で献血に行きましたが、いずれの項目も問題ありませんでした。

日頃アルコールを飲んでいる人は、特にγ-GTPが高くなっていることが多いです。しかし、1回お酒を飲みすぎたからといって、急に肝機能の検査結果が悪くなることはありません。

・中性脂肪

肝機能の数値はお酒を飲んでもすぐには上がらない話をしましたが、一方で、中性脂肪はお酒を飲んだ翌日でも上がることがあります

お酒を飲むときは、お酒だけを飲み続けることはないでしょう。お酒と一緒に、何かしら食べ物を食べると思います。特に居酒屋に行くと、揚げ物や油っこいものなど、高カロリーなメニューだらけです。

私は毎日のようにお酒を飲むと、すぐにお腹に脂肪がつきます。そのときは、お酒による影響もありますが、思い返すとかなりの量の食事や、追加のお菓子を食べています。よくないとは頭ではわかっていても、どうしても手が伸びてしまいます。

また、私の知り合いで、居酒屋で飲んだときに、メニュー表にそれぞれの商品のカロリーが載っていたので、どの程度のカロリーを摂取したかを実際に計算してみた人がいます。そのときは食事だけで1,500kcal分ほど食べたそうです。さらにお酒も飲んでいるので、トータルで2,000kcal以上は摂取していると思われます。

成人男性の1日の摂取カロリーの目安は、年齢や運動量によって大きく異なりますが、ざっくり2,000kcalくらいです。私の知り合いは、居酒屋で2,000kcal以上摂取しているので、1回の食事でほぼ1日分のカロリーを摂取したことになります。

なお、お酒だけを飲んでも中性脂肪はつきます。なぜお酒を飲むと中性脂肪が増えるかを説明する前に、中性脂肪がどのようにして作られるかについて説明します。

中性脂肪は肝臓で作られます。そして、肝臓は人間が生きていくために必要な仕事をたくさんしています。例えば、アルコールのような異物が体の中に入ると、肝臓で分解されます。

肝臓の仕事の1つに、エネルギー源の1つである脂肪酸を分解して、エネルギーを作り出すことがあります。脂肪酸はエネルギーの源として利用されるだけでなく、体の組織の構成成分としても利用される、とても重要な物質です。

その一方で、油を多く含むものを摂取して、脂肪酸が必要以上に増えてくると、肝臓は余分な脂肪酸を体の中に蓄えようとします。そのときに、脂肪酸から中性脂肪が作られるのです。

アルコールは肝臓で分解されるので、お酒を飲むと、肝臓はアルコールを一生懸命分解するようになります。そうなると、脂肪酸の分解がおろそかになってしまいます。

そして、分解されない脂肪酸が増えてくると、肝臓は脂肪酸を体の中に蓄えようとしてしまいます。

このときに、脂肪酸は中性脂肪に変化して、身体に蓄えられます。その結果、中性脂肪が増えてしまいます。

以上のように、お酒を飲んだ翌日は中性脂肪が上昇しやすいです。

・尿酸値

痛風という病気を知っていますか? 特にビールを多く飲む人は聞いたことがあるでしょう。

痛風は、血液中の成分の1つである「尿酸」が高い状態が続くと起きる病気です。「風が吹いただけでも痛みを感じる」と言われるほどの激痛が、足の親指の付け根などに起きます。

実はこの尿酸値は、お酒を飲んでも、すぐには上がりにくいと言われています

また、お酒の種類によって尿酸値への影響は異なります。尿酸は「プリン体」と呼ばれる物質が変化してできます。プリン体は尿酸に変化して、最終的には体の外に排泄されます。

そして、プリン体を多く含むお酒の代表例がビールです。下に、アルコールに含まれるプリン体の量を示しています。ビールがほかの飲み物と比べて、圧倒的にプリン体を多く含むのがわかると思います。なお、ビールは7品目の平均値で表しています。

引用:公益財団法人 痛風財団 アルコール飲料中のプリン体含有量を一部改変

このように、お酒の種類によって、含まれるプリン体の量は異なります。尿酸はプリン体から作られるので、どのお酒を飲むかで尿酸値への影響も異なってきます。

そして、お酒を飲んだ翌日でも尿酸値が上がりにくいのは、尿酸がプリン体から作られることが関係しています。プリン体が体に吸収されても、急に尿酸になるわけではありません。

また、元々体の中にはある程度の量の尿酸が溜まっています。その量と新たに作られる量を比較すると、圧倒的に元々ある尿酸の量の方が多いです。

そのため、お酒を飲んだ翌日に、尿酸値が急上昇していることはありません。尿酸値は、継続してお酒を飲み続けることで、徐々に上がっていくものです。

実際に、何人かの医師にこれまでの経験を聞きましたが、みな口をそろえて「お酒を飲んでも、尿酸値がすぐに上がることはない」と返答しました。

以上のように、尿酸値がお酒を飲んだ次の日に大きく上昇していることはありません

尿検査

お酒をたくさん飲んだ次の日に尿をすると、「普段より少ない」「色が濃い」「臭いがきつい」などを感じることはないでしょうか。これらは、お酒の影響で、体が脱水状態になっていることが影響しています

お酒を飲んでいるときに、普段よりもトイレに行く回数が多くなる人は多いと思います。私は居酒屋のトイレの前で、何人も順番待ちをしているところを見ることがあります。

このトイレの回数が増えるのは、お酒に含まれるアルコールに尿の量を増やす作用があるためです。

アルコールは体に吸収されると、脳に働きかけて、尿の量を調節しているホルモンの量を減らす働きがあります。その結果、お酒を飲んだときは通常時と比べて尿の量が増えてしまうのです。

そして、お酒を飲んでいるときに尿の量が増えた影響で、翌日は体が脱水になっています。お酒を飲んだ翌日の朝は、起きたときに喉が異常に乾いているのを感じることはないでしょうか。これは体が脱水になっているためです。

体が脱水になると、それ以上脱水が悪化しないようにするために、尿の量が減ってしまいます。

そもそも尿は、体の中で必要でなくなった老廃物を体の外に排出するためのものです。お酒を飲んでも飲まなくても、老廃物は体内にできます。

正常であれば、尿の色は無色〜淡黄色ですが、この黄色の成分も老廃物の1つです。

お酒を飲んで尿の量が少なくなっても、中に含まれる老廃物の量は大きく変わりません。その結果、老廃物が濃縮されて、色が濃くなってしまうのです。

臭いについても同じことが言えます。そもそも尿はくさいものです。無臭ではありません。脱水の影響で尿が濃縮されると、普段よりも臭いがきつく感じられるようになるのです。

このように、脱水によって尿は普段よりも濃くなります。そして、その結果が、尿検査に影響を及ぼすことがあります。具体的には、尿に含まれるタンパク質(尿タンパク)の項目で引っかかりやすくなります

一般的には、尿タンパクが15mg/dL未満であれば問題なしと判定されます。ここで重要なのは、正常かどうかをタンパク質の量ではなく濃度で判定することです。

二日酔いのときは、脱水の影響で尿が濃くなっています。そのため、普段であれば正常でも、前日にお酒を飲むと、脱水の影響を受けて尿タンパクで引っかかる可能性が出てきます

尿タンパクは、どんなに健康な人でもわずかに含まれます。実際に、日中に水分をほとんどとらないで仕事をして、夕方に尿検査をしたら尿タンパクで引っかかったという人もいます。

このように、二日酔いのような脱水状態になると、尿検査で尿タンパクの項目が引っかかりやすくなります。

心電図

二日酔いの日の朝に、動悸がした経験はないでしょうか。私は朝起きたときに、心臓がバクバク動いているのを感じることがあります。

これには、アルコール自体の作用と、アルコールが分解されてできるアセトアルデヒドが関わっています。

アルコールは体の中に吸収されると、脳に対してさまざまな作用をします。そのなかの1つに、体の興奮に関わる神経を刺激することがあります。この神経のことを交感神経と呼びます。

交感神経(体を興奮させる神経)は、体を動かすだけでも刺激されます。そして、交感神経が刺激されると、心臓の動きが速くなります

また、アルコールは体に吸収されると、肝臓で分解されて、二日酔いの原因物質の1つであるアセトアルデヒドになります。そして、このアセトアルデヒドには、血管を広げる作用があります。

血管が広がると、血圧が下がるので、人間の体は血圧を上げるように働きます。そこで一生懸命働き始めるのが心臓です。心臓の動きが活発になって、結果的に心拍数が上がるのです

心拍数の正常値は1分間に60回〜80回です。お酒を飲むことで心拍数が増えると、1分間に100回や120回になることもあります。

このようにお酒を飲むと、心拍数が増えます。そして、その影響が心臓に現れることがあります。

心臓は正常であっても、時々本来とは違うタイミングで動くことがあります。この動きのことを、医学的には「期外収縮」と呼びます。しかし、期外収縮が起きる頻度はかなり少ないので、ほとんどの人は問題になることはありません。

心拍数が増えると、期外収縮の頻度が増えることが知られています。しかし、期外収縮(本来とは違うタイミングの動き)は元々頻度が少ないものなので、お酒を飲んで心拍数が増えても、問題になることはほとんどありません

下に、期外収縮の心電図のイメージを載せています。正常な心電図では、規則正しく心臓が動いており、それぞれの波の間隔は同じです。ところが、期外収縮が起きると、この間隔がずれてしまいます。間隔がずれると、心臓の動きが一時的に不規則になってしまいます。

また、心臓の動きが速いことはいいことではありません。しかし、それ以上に問題になるのは、動きのリズムが狂うことです。動きのリズムが狂ってしまった状態は不整脈と呼ばれます。

心臓は規則正しく動くことで、全身に血液をスムーズに送り出しています。しかし、なんらかの理由でこのリズムが狂うと、心臓の動きが不規則になってしまいます。これが不整脈の状態です。

心臓の動きが乱れると、血液の中に血の塊ができやすくなってしまいます。その塊が心臓の細い血管に詰まると心筋梗塞、脳の血管に詰まると脳梗塞になります。一度でも詰まると、最悪の場合、命に関わるような状態になってしまうこともあります。

心臓の動きが正常な人がお酒を飲むことで不整脈が起きることはほとんどありません。したがって現実には、二日酔いのときに、心電図の結果で異常が指摘されることはほとんどありません。前日に大量のお酒を飲まない限り、検査結果に影響が現れることはないです。

しかし、もともと不整脈がある人は注意が必要です。心拍数が増えると、不整脈の影響が現れやすくなるためです。元々不整脈がある人は、健康診断の有無に関わらず、お酒の飲み過ぎには注意した方がよいでしょう。

二日酔いのときの血圧への影響は予測しにくい

ここまで説明してきた検査項目は、尿タンパク以外は病院でなければ検査できません。尿タンパクはドラッグストアで売られている試験紙を使って、自宅でもチェックすることができます。

ここで紹介する血圧は、自宅で測定している人も多いのではないでしょうか。高血圧で病院に通院している人は、自宅でも血圧を測るように指導されることがあります。

では、二日酔いになったときは、血圧にどのような影響が出るのでしょうか。

一般的には、お酒を飲むと、一時的に血圧が下がると言われています。これは心電図の項にも記載しましたが、二日酔いの原因物質の1つのアセトアルデヒドが血管を広げる作用があるためです。

そう考えると、二日酔いのときはアセトアルデヒドが体に残っているので、血圧が下がる気がします。しかし、血圧の変化にはいろいろな要素が関わっているので、一概には言えないのが現実です。

例えば、病院に行って白衣を着ている人を見るだけで緊張して血圧が上がることがあります。これは白衣性高血圧と呼ばれています。白衣性高血圧の人は、家で血圧を測ると正常ですが、病院では緊張のために高くなってしまいます。

また、私は病院の健康診断で、忙しく仕事をしている合間に血圧を測定したら、上の血圧(収縮期血圧)が160だったことがあります。もちろん普段は130くらいなので全く問題ありません。

私は白衣性高血圧ではありませんが、仕事で動き続けることで体が興奮し、血圧を上げてしまったと思われます。

このように、ちょっとしたことで血圧は大きく変動します。

次に、お酒をたくさん飲む人と、少量飲む人の、24時間の血圧変化を実際に調査したものがあるので、下に結果を示します。黒丸がたくさん飲む人、白丸が少量飲む人の血圧を表しています。

引用:Am J Hypertens. 2002, Feb(15), 125を改変

まず、基本的に夜間は血圧が下がります(図中(1))。これは寝ている間は体を休める神経である副交感神経が働くためです。一方で、朝になると、血圧が上昇しています(図中(2))。これは、体を興奮させる神経である交感神経が働き始めるためです。

なお、上のグラフでは、夜間に血圧が下がっているのが、副交感神経の影響か、アセトアルデヒドの影響かの区別はできません。

そして、グラフをよく見てみると、どちらも朝8時以降くらいには、昼間と同じくらいの血圧になっています。そして、元々の血圧の高さの違いは少しあるものの、飲むお酒の量による血圧の変化は、ほぼ同じであることがわかると思います。

お酒の血圧に対する影響は多くの研究がされています。上で示したグラフのように「アルコールを飲んでも翌日の血圧は変わらない」という発表をしている人もいれば、「アルコールを飲むと次の日は血圧が上がる」という発表をしている人もいます。

このように、二日酔いのときに血圧がどのような影響を受けるかは、意見が分かれています

二日酔いで健康診断を受けるとき、ひっかからない方法はある?

そもそも、二日酔いで健康診断を受けるべきではありません。これは誰でもわかると思います。病院によっては以下のように、健康診断の前日の飲酒は控えるようにホームページに記載しているところもあります。

二日酔いに対する特効薬はないので、二日酔いになってしまったら、そのまま健康診断を受けるしかありません。しかし、そのまま健康診断を受けると引っかかってしまうかもしれないから、少しでも悪あがきをしたくなるでしょう。

このとき、多少効果があるかもしれない方法があります。それは、水分を大量に摂取することです。

第1章で説明したように、二日酔いのときは体が脱水状態になっています。脱水になると血液検査や尿検査で異常が指摘されることがありますが、これらは検査結果が濃度で表されることが影響しています。

先ほど紹介した尿タンパクに限らず、ほとんどの検査項目の結果は濃度で表されます。下に、実際の血液検査の結果の一部を載せています。

ここに載っている項目の結果は、〇/Lまたは〇/dLで表記されており、すべて濃度で表されています。アルブミン対グロブリン比は比率なので、単位はありません。

脱水になると、体の中の水分量が減るので、血液中や尿中に含まれる物質の濃度が高くなります。その濃度が基準値を超えてしまうと、検査にひっかかります。そこで、水分を摂取して濃度を下げることで、検査結果が改善する可能性があります。

しかし、大量の水分を一気に飲むと、体に負担がかかってしまい、気持ち悪くなることもあります。そもそも、検査結果を改善させるために、どのくらいの量の水分をとる必要があるかは計算できません

二日酔いのときは体が脱水になっているので、水分補給をすることは大切なことです。そして、水分を補給すると、検査結果が多少改善する可能性はあります。

しかし、どの程度改善するかははっきりわからないので、あまり期待しない方がよいかもしれません。

できるだけ体調を整えて健康診断を受ける方がよい

私の知り合いには、健康診断の2週間ほど前から禁酒をする人がいます。この人は毎日お酒を飲んでいます。そして、「禁酒期間を設けているから、健康診断で引っかかっていない」と言っていました。

実はかつての私は、健康診断の前の日であっても普段通りお酒を飲んだ方がよいと思っていました。それは、禁酒をすることで、本来の体の状態が確認できなくなると思っていたからです。

確かに、健康診断の何日か前から禁酒をすることで、肝臓の機能や、中性脂肪などの数値は改善します。しかし、これは一時的なものです。健康診断が終わって、その日からまたお酒を飲むのであれば、健康診断の結果がよくても意味がないと思っていました。

この意見について、かつて医師に話をしたところ、以下のような話をしてくれました。

お酒の影響が出るような状態で健康診断を受けて、異常が見つかったときに、お酒が原因か、それ以外に原因があるかがわからなくなる。

この意見を聞いて、私の考え方は変わりました。確かに、検査で異常が見つかると、基本的にはその異常を改善するために治療を始めるようになります。

しかし、アルコールが原因で検査結果が悪くなっているだけであれば、多くの場合は治療をする必要はありません。なぜなら、アルコールをやめるだけで検査結果は改善するためです。

ところが、検査の前日にお酒を飲んでしまうと、治療が必要かどうかの正確な判断ができなくなります。下手をすると、再検査を受けなければならなくなり、二度手間です。

私の知り合いのように2週間も前から禁酒をする必要はありませんが、検査の前日の飲酒は控えて、体調を整えるようにしましょう。

病院に行かなくても、無料で血液検査をしてもらえる方法

健康診断の前だけ努力をして数値を改善させているような人は、健康診断で問題がなくても、それはいい状態とは言えません。

しかし、健康診断は1年に1回しかありません。病院に行って検査を受けるとお金もかかります。体に何も症状が現れていないときに「肝臓の機能が落ちているか気になるから病院に行ってみよう」とは普通は思いません。

そこで、個人的にオススメなのが献血に行くことです。

私は時々に献血に行きます。その理由の1つに、献血に行くと無料で血液検査をしてくれることがあります。

献血をする前には必ず血液検査をします。その項目は健康診断ほど多くはないですが、肝機能、コレステロールなど、お酒を飲む人にとって気になる項目が含まれています。

下に、私の実際の検査結果を載せています。詳細の説明は割愛しますが、肝機能だけでなく、コレステロールや貧血に関わる項目なども含まれています。

献血は全くお金がかかりません。血液検査も無料でやってくれます。世の中には献血に行くことを趣味にしている人もいて、そのような人は2週間間隔で献血をしています。

献血に少し時間がかかることもあるので、1〜2時間は拘束されます。しかし、無料で血液検査をしてくれるので、お酒の影響を気にしている人にはオススメです。

まとめ

ここでは、二日酔いのときに健康診断を受けると、結果にどのような影響が現れるかについて説明しました。

二日酔いで健康診断を受けると、血液検査のなかでは、中性脂肪が高く出る可能性があります。その一方で、肝機能や尿酸値は、お酒を飲んだ翌日にいきなり上がることはありません。

そして、二日酔いでは、体が脱水になる影響で尿検査に引っかかることがあります。

また、二日酔いのときは動悸が起きることはあります。健康診断の心電図で異常が指摘されることはほとんどありません。しかし、元々不整脈がある人はお酒の影響が心臓に現れるので、お酒の飲み過ぎには注意が必要です。

血圧への影響については、二日酔いのときでも変わらないこともあれば、上がることもあります。血圧は少しのことで変化するので、二日酔いのときの影響を予測することは難しいです。

何も言わなければ、二日酔いであることが病院にバレることはありません。しかし、検査の前日にお酒を飲んでしまうと、治療が必要かどうかの正確な判断ができなくなるので、二日酔いで健康診断を受けるべきではありません。

毎日お酒を飲んでいる人も、健康診断の前日くらいは禁酒をして、体調を整えるようにしましょう。